こんにちは、takayukiです。
休日は自宅の仮想サーバを使ってスキルアップに励んでいます。 最近のマイブームはC#とvisual studioです。インフラの上に載せるものを作りたいです。
今回は、mod_clusterを使ってapache2.4とwildfly10でクラスタ構築の発展編です。
前回までのapache1台、wildfly2台の構成ではapacheが単一障害点になるという課題がありました。
今回はapacheも2重化してさらにその前段に2重化されたロードバランサの代役として1台のNginxを設置して課題の解消を狙います。
Nginxの自動起動設定
http://192.168.0.46/mod_cluster-manager
http://192.168.0.46/TestTomcat/
以上でNginxの増設は完了です。
以上で発展編は終わりです。
休日は自宅の仮想サーバを使ってスキルアップに励んでいます。 最近のマイブームはC#とvisual studioです。インフラの上に載せるものを作りたいです。
今回は、mod_clusterを使ってapache2.4とwildfly10でクラスタ構築の発展編です。
発展編
目的
前回までのapache1台、wildfly2台の構成ではapacheが単一障害点になるという課題がありました。
今回はapacheも2重化してさらにその前段に2重化されたロードバランサの代役として1台のNginxを設置して課題の解消を狙います。
構成
1.apacheの増設
第1回「mod_clusterを使ってapache2.4とwildfly10でクラスタ構築する 構築手順編」で紹介させて頂いた 「2.apacheの構築」に従って2台目のapacheを増設して下さい。2.Nginxの増設
2-1 リポジトリファイルの追加
CentOS7ではデフォルドのリポジトリのみですとNginxがダウンロードできないので
Nginx用のリポジトリを追加します。
Nginx用のリポジトリを追加します。
# vi /etc/yum.repos.d/nginx.repo
[nginx]
name=nginx repo
baseurl=http://nginx.org/packages/centos/$releasever/$basearch/
gpgcheck=0
enabled=1
name=nginx repo
baseurl=http://nginx.org/packages/centos/$releasever/$basearch/
gpgcheck=0
enabled=1
2-2 Nginxのインストール
Nginxのインストール
デフォルトコンフィグファイルの退避
# yum install nginx
デフォルトコンフィグファイルの退避
# mv /etc/nginx/conf.d/default.conf /etc/nginx/conf.d/default.conf_org
2-3 Nginxの設定
# vi /etc/nginx/conf.d/proxy.conf
upstream 192.168.0.46 {
ip_hash;
server 192.168.0.44:6666;
server 192.168.0.45:6666;
}
server { listen 80; server_name 192.168.0.46; location / { proxy_pass http://192.168.0.46; } }
server { listen 80; server_name 192.168.0.46; location / { proxy_pass http://192.168.0.46; } }
2-4 Nginxの起動
Nginxの起動# systemctl start nginx
Nginxの自動起動設定
# systemctl enable nginx
2-5 mod_cluster-managerの表示確認
ブラウザよりNginx経由でmod_cluster-managerが表示できることを確認します。http://192.168.0.46/mod_cluster-manager
2-6 テスト用ログイン画面の表示確認
ブラウザよりNginx経由でテスト用ログイン画面が表示されることを確認します。http://192.168.0.46/TestTomcat/
以上でNginxの増設は完了です。
3. 障害試験
第2回「mod_clusterを使ってapache2.4とwildfly10でクラスタ構築する 検証編」で紹介させて頂いた 「1.障害時の動作検証」を参考に、wildfly片系Down、さらにapacheの片系Downをさせてセッションが維持されることを確認して下さい。以上で発展編は終わりです。
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